2014年4月17日 (木)

「日豪経済連携協定(EPA)の大筋合意に関する声明」

「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」は、4月16日、「日豪経済連携協定(EPA)の大筋合意に関する声明」をとりまとめ、報道関係者、TPP関係団体、個人にこれをリリースした。以下はその全文です。 (下記)
以下、声明のポイントをご説明します。

Ⅰ.さる4月7日の発表された日豪経済連携協定(EPA)の大筋合意の評価  
「米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖など重要品目は除外または再協議の対象となるよう、政府一体となって交渉すること」、「万一、我が国の重要品目の柔軟性について十分配慮が得られないときは交渉の中断を含め、厳しい姿勢で臨むこと」とされた平成18年の自民党決議ならびに衆参農林水産委員会決議に反することは明らか」としています。

Ⅱ.関税率の引き下げは「除外」に反するものではないとの政府答弁について
「こうした解釈は、『聖域』の切り売りを余儀なくされるに至っても、政府が交渉中断の道を選ばず、「初めに妥結ありき」の姿勢で交渉にのめりこんだつけといえるものである。それを後知恵の修辞ではぐらかそうとするのは姑息で無責任な物言いであり、国民を愚ろうするものである。」と厳しく批判しています。

Ⅲ.日豪EPA合意がTPP交渉に及ぼす影響について
「日米交渉でアメリカはオーストリア向けの関税を上限とみなし、それを大幅に上回る税率引き下げを求めてくるのは明らかであり、今回の日豪合意は、そうした市場開放圧力に対して防御の役割を果たすはずの国会決議を政府自らが放棄したに等しい」と批判したうえで、「政府・与党内ではアメリカ向けの関税をオーストラリアと合意した水準内にととどめれば国会決議に違反したことにならないという解釈が早々と台頭している。こうした議論は国会決議のドミノ的違反を身勝手な解釈で釈明しようとするものであり、許されない。」と厳しく警告しています。

Ⅳ.最後に、今後のEPA交渉ならびにTPP交渉について政府と国会に要望する事項を4点にまとめています。 
1. 2006年12月の自民党決議、衆参農林水産委員会決議に明確に反する日豪EPA協定には署名すべきでない。国会は大筋合意を白紙に戻すよう、政府に働きかけるべきである。万一、政府が協定に署名したとしても衆参両院は国会でこの協定を承認してはならない。 
2.   目下の日米交渉やTPP交渉では、牛肉ほか重要農産物の関税は除外または再協議するとした昨年3月の自民党決議、衆参農林水産委員会決議は厳守すべきである。オーストラリアと合意した水準の範囲内なら、これら決議に反しないなどというこじつけの解釈で決議違反を糊塗するのは許されない。 
3.   関税以外の分野も含め、交渉の進展状況を国会と国民に向けて直ちに公開するよう求める。それなしに、いかなる国といかなる合意を交わすことにもわれわれは絶対に反対する。 
4.   関税以外の分野も含め、衆参農林水産委員会と自民党の決議で示された諸項目は日本にとって最低限の聖域である。これさえも切り売りしなければならない状況に至っているTPP交渉から直ちに脱退するよう求める。
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                              2014年4月16日
   日豪経済連携協定(EPA)の大筋合意に関する声明
              TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会

 日豪政府は4月7日、焦点となっていた牛肉の関税に関して、冷凍牛肉については現在の38.5%を18年かけて段階的に19.5%まで引き下げ、冷蔵牛肉については15年かけて23.5%まで引き下げることに合意した。これに伴い、輸入牛肉が急増した場合に国内畜産農家を保護するセーフガードとして、輸入が一定枠を超えた場合に関税を元の38.5%に戻す緊急輸入制限措置が採用された。これと同時に、大筋合意では、オーストラリア向けの日本車に対する5%の関税が中小型車については協定発効と同時に撤廃され、大型車については3年かけて撤廃されることになった。

 牛肉の関税引き下げをめぐる今回の日豪合意をめぐって農業団体の間では、「ぎりぎりの交渉を粘り強く行った結果」と受け止める団体と、「国民、農業者への裏切り行為」と厳しく批判する団体に分かれている。
 しかし、日豪EPA交渉が開始された2006年12月に採択された自民党農林水産物貿易調査会決議、衆参農林水産委員会決議に照らせば、牛肉の関税をほぼ半減させる今回の合意が、「米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖など重要品目は除外または再協議の対象となるよう、政府一体となって交渉すること」、「万一、我が国の重要品目の柔軟性について十分配慮が得られないときは交渉の中断を含め、厳しい姿勢で臨むこと」とされた決議に反することは明らかである。

 これに対して、政府内には上記決議にある「除外」の定義は前もって確定したものではなく、交渉の中で決められるものであると解釈し、関税率の引き下げは関税の撤廃と違って「除外」に含まれるかのような答弁が国会でされている。しかし、こうした解釈は、「聖域」の切り売りを余儀なくされるに至っても、政府が交渉中断の道を選ばず、「初めに妥結ありき」の姿勢で交渉にのめりこんだつけといえるものである。それを後知恵の修辞ではぐらかそうとするのは姑息で無責任な物言いであり、国民を愚ろうするものである。

 セーフガードというが、半減される関税率が適用される輸入数量枠は年を追うごとに増加していく仕組みになっている。また、今回採用されるセーフガードは数量ベースであり、安い輸入牛肉に引きずられる形で価格が下がった場合の保護にはならない。さらに、15~18年かけた段階的引き下げといっても、初年度に一気に6%(冷蔵用)あるいは8%(冷凍用)も引き下げられる仕組みになっている。これでは「農家にとって生殺しにされるようなもの」(2014年4月9日、「盛岡タイムス」)と言っても過言ではない。
 また、それぞれ影響が及ぶ分野が異なる自動車の輸出関税と牛肉の輸入関税をバーターで交渉し、為替変動で無に帰す程度の自動車関税の段階的撤廃を得るのと引き換えに、食の自給、安全と直結する牛肉の関税を半減させる道理はどこにもない。

 さらに、今回の日豪大筋合意でわれわれが懸念するのは、それが目下進行中のTPP交渉に波及することが避けられないという点である。BSE問題で日本市場での牛肉のシェアが落ち込んだアメリカはTPP交渉で失地回復を目指している。それだけに、日米交渉でアメリカはオーストリア向けの関税を上限とみなし、それを大幅に上回る税率引き下げを求めてくるのは明らかであり、今回の日豪合意は、そうした市場開放圧力に対して防御の役割を果たすはずの国会決議を政府自らが放棄したに等しい。
 現に、オバマ大統領の来日を控えた日米交渉でアメリカは牛肉関税の撤廃、少なくとも一ケタ台までの引き下げを要求していると伝えられている。しかし、この局面でも政府・与党内ではアメリカ向けの関税をオーストラリアと合意した水準内にととどめれば国会決議に違反したことにならないという解釈が早々と台頭している。こうした議論は国会決議のドミノ的違反を身勝手な解釈で釈明しようとするものであり、許されない。

 われわれは政府と国会に次のことを要求する。
1. 2006年12月の自民党決議、衆参農林水産委員会決議に明確に反する日豪EPA協定には署名すべきでない。国会は大筋合意を白紙に戻すよう、政府に働きかけるべきである。万一、政府が協定に署名したとしても衆参両院は国会でこの協定を承認してはならない。
2.   目下の日米交渉やTPP交渉では、牛肉ほか重要農産物の関税は除外または再協議するとした昨年3月の自民党決議、衆参農林水産委員会決議は厳守すべきである。オーストラリアと合意した水準の範囲内なら、これら決議に反しないなどというこじつけの解釈で決議違反を糊塗するのは許されない。
3.   関税以外の分野も含め、交渉の進展状況を国会と国民に向けて直ちに公開するよう求める。それなしに、いかなる国といかなる合意を交わすことにもわれわれは絶対に反対する。
4.   関税以外の分野も含め、衆参農林水産委員会と自民党の決議で示された諸項目は日本にとって最低限の聖域である。これさえも切り売りしなければならない状況に至っているTPP交渉から直ちに脱退するよう求める。
                                  以上
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  23日のオバマ米大統領の来日、安倍首相との首脳会談を目前にして、TPP交渉は大きなヤマ場にさしかかっている。大学教員の会はTPPに反対する弁護士ネットワーク、主婦連合会、その他、多くの市民団体と共同で、4月22日、18時~20時、「TPP交渉妥結にむけた日米合意は許さない!」「オバマの来日土産に「合意」は許さない!」の声を、官邸に国会に届ける官邸前拡大アクションを行う。
 4月22日 18:00~20:00「4.22 STOP TPP 官邸前拡大アクション」
  Pdficonsmall1 チラシ.pdf
422sinpo1
オバマの来日土産に「合意」は許さない! STOP TPP!! 3-DAY アクション
4月21日,4月22日,4月23日

2014年4月 1日 (火)

「もうやめよう!TPP交渉 3.30大行動」録画

3.30大行動はあいにくの風雨となりましたが、1200名の参加で熱気に包まれた集会とデモ行進を行いました。 以下はその動画です。
(スピーチの順番は以下の進行表で確認ください。赤字で記したのが各動画の開始時刻です。)

「もうやめよう!TPP交渉 3.30大行動」進行表
(敬称略)
日時・3月30日(日)  会場:日比谷野外音楽堂  

◇12:40 文化イベント開始
  *文化イベント=99%レンジャー「レイバーレッド」編   4:10~

◇13:00 大集会開会
*主催者挨拶=主婦連会長・山根香織   18:50~
*来賓挨拶=全国農協中央会参事・馬場利彦  23:20~ 
*海外からのメッセージ紹介(アメリカ、NZで行われる行動とのエール交換) 29:50~
*連帯挨拶=全国農協青年組織協議会副会長・益子丈弘    39:15~
*参加国会議員の紹介(挨拶はメッセージで配布) 43:20~

*各地・各分野からのリレートーク
①沖縄のサトウキビ農家
=沖縄県南城市玉城サトウキビ生産組合長・玉城健(つよし) 45:30~ 
②県で幅広い活動を展開している岩手から 
=TPP等と食料・農林水産業・地域経済を考える岩手県民会議・世話人団体の岩手県
生協連専務理事・吉田敏恵  51:40~
③自治体の立場から=滋賀県日野町町長・藤澤直広  56:30~
④STOP TPP山形県民アクションから=置賜百姓交流会・川崎吉巳  1:01:30~
⑤地域にも共同組織を作ってがんばっている新潟
  =TPP参加反対中越地域協議会共同代表の一人・大谷芳則  1:07:10~
⑥えみむめもチャンの「STOP TPPの歌」  1:12:35~
⑦建設分野から=東京土建一般労働組合書記長・白滝誠  1:23:20~
⑧・栄養士から学校給食を守れ=埼玉・公立小学校栄養教諭  1:27:50~
⑨・医療分野で被災地宮城から=坂病院院長・今田隆一  1:33:55~
*アピール採択=提案・PRAC事務局長・内田聖子  1:39:05~
*閉会挨拶=TPPに反対する弁護士ネットワーク事務局長・中野和子  1:47:20~

14:30 銀座デモ出発  1:49:00~
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20140320 UPLAN もうやめよう!TPP交渉 3.30大行動


2014.03.30「もうやめよう!TPP交渉 3.30大行動」銀座デモ
連続再生はこちら(1/11~11/11)


TPP 共同広げ必ず阻止/全国から1200人 雨突き大行動
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-31/2014033101_02_1.html
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日本農業新聞 e農ネット - 「決議守れ」市民連帯 TPPで集会・デモ 

 環太平洋連携協定(TPP)に反対する市民らは30日、東京・日比谷で集会「もうやめよう!TPP交渉3・30大行動」を開いた。全国各地の農業や医 療、消費者や企業経営者ら多様な団体の代表者・個人1200人が参加。雨が降り続く中、重要品目を除外することなどを求める国会決議の順守を訴え、連帯し て行動を起こし続けることを確認した。

 集会は「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」の呼び掛け人で東京大学の醍醐聰名誉教授、TPPに反対する弁護士ネットワークの中野和子 事務局長、主婦連の山根香織会長が共同代表を務める実行委員会が主催。20の団体の代表者らが連帯を誓い合うあいさつやリレートークを行い、ミニライブや 寸劇も披露した。

 山根会長は開会にあたり「約束を破って妥結に突き進むことは絶対にあってはならない」と主張。JA全中の馬場利彦参事は「食と農を守る徹底した運動に全 力を上げる。共に頑張ろう」と連帯の必要性を強調した。リレートークでは、滋賀県日野町の藤澤直広町長が「金もうけ主義ではなく誰もが支え合う社会を築こ う」などと呼び掛けた。

・世代超え危機感訴え 1200人がデモ TPP集会

 市民による30日に開かれた反環太平洋連携協定(TPP)の集会やデモでは、雨と風の中でもTPPへの強い危機感を訴える声が、会場 の東京・日比谷野外音楽堂や都心のビル街に響き渡り、熱気に包まれた。のぼり旗や「STOP TPP」と書いた傘を持った若い世代や高齢者、親子連れが結 集。「約束を破るな」と声を張り上げ、諦めずに運動を続けることを誓った。

 集会には「重要品目を守る日本の運動に勇気づけられている」として、米国やオーストラリア、ニュージーランドで反対行動をする団体からメッセージが寄せ られた。JA全青協の益子丈弘副会長は「一人一人がメッセージを発信してTPPを打破するしかない」と力強くあいさつ。リレートークでは「TPPは被災地 をさらに窮地に追い込む」(岩手県の生協連)「関税が撤廃されたらサトウキビは全てなくなる」(沖縄県の農家)とさまざまな訴えが上がった。

 全 国各地から集まった参加者1200人は集会後、シュプレヒコールを繰り返しながら銀座を1.5キロデモ行進した。大阪市の医療関係者、坂元いずみさん (27)は「TPPの流れに沿って国内で規制緩和が進んでいる。なし崩し的に農業や医療を改革するのはおかしい」と語気を強めた。千葉県佐倉市の年金受給 者、田中寛治さん(78)は「年金も保険制度で無関係ではない。TPP反対の勢力を少しでも広げたい」と、のぼり旗を手に声を上げた。

 デモではトラクターの出動や着ぐるみでの行進、手作りの横断幕など、創意工夫したアピールが目立った。隣同士で連絡先を交換する姿もあり、参加者はそれ ぞれ立場の垣根を超えた運動に向け、さらに団結していくことも確認した。岩手県JAいわて平泉のライフアドバイザー、齋藤禎弘さん(47)は「仲間と小さ な運動を積み重ね、きょう参加した多くの人とつながりを深めて、TPPを阻止する」と力
を込めた。

2014年3月23日 (日)

シンポジウム「TPP交渉 焦眉の課題を考える」録画

IWJ録画 シンポジウム「TPP交渉 焦眉の課題を考える」
http://www.ustream.tv/recorded/45150696

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このままTPP交渉を続けたら関税撤廃は避けられない  大学教員の会シンポ
(しんぶん赤旗)
 環太平洋連携協定(TPP)に関するシンポジウム「TPP交渉 焦眉の論点を考える」が22日、東京都内で開かれ、報告と討論を通じて、TPP交渉の危険な現状が明らかにされました。シンポジウムは、「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」などが主催。会場は約100人の参加者で埋まりました。慶応義塾大学の金子勝教授が司会しました。
 報告者を務めた大妻女子大学の田代洋一教授は、TPP交渉をこのまま続ければ、国会決議で守るとした農産物重要5項目の関税の撤廃も避けられないことが判明したと指摘。交渉から脱退すべきときだと強調しました。

 横浜国立大学の萩原伸次郎名誉教授は、多国籍企業のためのTPPではなく、各国の経済主権や食料主権を尊重した経済関係が必要だと述べました。
 TPPは庶民に直結した大問題だと訴えた佐久総合病院(長野県)の色平哲郎(いろひら・てつろう)医師は、薬価の上昇、混合診療の増加、国民皆保険制度の崩壊など、国民生活に重大な影響があると指摘しました。

 TPP交渉は、2月の閣僚会合が「大筋合意」に至らなかったものの、日本や米国の政府はなお早期妥結を目指しています。シンポジウムは、TPP交渉撤退を求める声を強めるため開かれました。会場では、30日に東京・日比谷野外音楽堂で行われる「もうやめよう!TPP交渉3・30大行動」(→リンク先)への参加も呼びかけられました。
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20140320 UPLAN もうやめよう!TPP交渉 3.30大行動


2014.03.30「もうやめよう!TPP交渉 3.30大行動」銀座デモ
連続再生はこちら(1/11~11/11)


TPP 共同広げ必ず阻止/全国から1200人 雨突き大行動
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-31/2014033101_02_1.html

2014年2月25日 (火)

3.22シンポジウムのお知らせ

3.22シンポジウムのお知らせ(2/28更新)

皆様
 大学教員の会は昨年末からTPPの焦眉の争点を取り上げるシンポジウムを企画してきました。このたび、以下のようにプログラムを確定しましたので、案内用チラシを掲載いたします。また、プログラムの概要を以下に書き込みましたので、適宜、ご利用いただき、広報にご協力いただけましたら幸いです。
 なお、今回は会場の収容定員(約100名)の関係から、参加の申し込みは事前登録制とし、定員に達したところで受付を締めることにしています。参加申し込みは、大学教員の会の事務局宛のメールで受け付けています。
 tpp2013@mbr.nifty.com
皆様のお申込みをお待ちしています。
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シンポジウム:「TPP交渉の焦眉の課題を考える」

日 時:3月22日(土)14時~16時45分
  場 所:東京・文京シビックセンター26階 スカイホール
     (東京メトロ 丸ノ内線/南北線「後楽園」駅下車 徒歩2分)
共 催:TPPからの即時脱退を求める大学教員の会/国際アジア共同体学会
報 告:
   1.「TPP交渉とアベノミクス農政」
        田代洋一氏(大妻女子大学教授/農業政策論)
   2.「TPPに代わるアジア・太平洋圏の通商・貿易構想」
        萩原伸次郎氏(横浜国立大学名誉教授/アメリカ経済論)
   3.「TPPで暮らしはどうなる? 地域医療の現場から」
        色平哲郎氏(佐久総合病院医師)
司  会  金子 勝氏(慶応義塾大学教授/財政学・地方財政論)
参加費  500円

参加申し込みは事前登録制です。お申し込みは下記へお願いします。
  tpp2013@mbr.nifty.com (大学教員の会事務局)
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TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会
http://atpp.cocolog-nifty.com
tpp2013@mbr.nifty.com
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シンポジウム「TPP交渉 焦眉の論点を考える」案内チラシ ダウンロード先
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/20140322sinpo_chirashi.pdf

322sinpo1_2
クリックで拡大します。

2014年2月18日 (火)

TPP交渉、重大な局面に。2月18日18時からの官邸前大行動にぜひ、ご参加ください。

賛同者の皆様
大学教員の会の事務局です。以下の報道にあるように、22日からの閣僚会合を前にTPP交渉は重大な局面に入っています。2月18日18時からの官邸前大行動にぜひ、ご参加ください。
STOP TPP!! 2月18日、閣僚会合直前 拡大 官邸前アクション!
http://tpp.jimdo.com/
案内チラシ(→こちら)を再度、添付します。
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「TPP相、“聖域”関税も引き下げなど提案の方針」(TBS, 17日, 12:33)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2129340.html
 「甘利TPP担当大臣は、18日から始まるTPP交渉の日米事務レベル協議において、「カードをお互い何枚か切る」と述べて、これまで聖域と掲げてきた農産品重要5項目の関税についても引き下げなどを提案する方針を示しました。・・・・」
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自民TPP委員長「今週、大きな決断の時来るかも」(TBS News, 16日 23:27)
http://news.tbs.co.jp/20140216/newseye/tbs_newseye2129094.html
「自民党の西川公也TPP対策委員長は「今週、大きな決断の時が来るかもしれない」と述べて、今週開かれる日米事務レベル協議において、農産品の重要5項目の関税の扱いで日本が妥協を迫られる可能性があるという認識を示しました。『今週1週間は私どもにとってアメリカの姿勢も見えてきます。そこで大きな決断の時が来るかもしれません』(自民党 西川公也TPP対策委員長)
 西川TPP対策委員長はこのように述べたうえで、『日本が壊したと言われないような状況を見ながら最終決着を図っていきたい』と発言。22日からのシンガポール閣僚会合で大筋合意するため、直前に東京で開かれる日米事務レベル協議で日本が「聖域」としてきた農産品5項目の関税をめぐり、妥協を迫られる可能性を示唆しました。
 TPP交渉をめぐっては、日本は5項目のうち、コメと砂糖以外の「牛肉・豚肉」「乳製品」「麦」の一部の関税の引き下げを容認する検討に入っていることがわかっています。」
(コメント)
 西川氏は自民党の決議を厳守するよう政府を監視する役のはずなのに、まるで交渉官を指揮する政府のメンバーのような口の利き方です。自民党の決議も衆参農林水産委員会の決議も、重要5項目ほか日本の死活的利益を守れなくても譲歩して妥結せよとはどこにも言っていません。
 その場合は交渉から撤退せよと決議したのです。報道が事実なら、明白な決議違反、国民に対する裏切りです。こうした背信行為をまかり通させないよう、手遅れにならない行動が、今、必要です。
 今夕、ぜひ、首相官邸前へお出かけください。明日以降のことは今日の官邸前行動の前に市民団体関係者が集まって協議することになっています。行動予定が決まり次第、お知らせします。
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TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会
http://atpp.cocolog-nifty.com
tpp2013@mbr.nifty.com
                                事務局
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Saru TPPに反対するすべてのみなさんへ
        STOP TPP!!
2 月 18 日、閣僚会合直前 拡大官邸前アクション!
え!!無理矢理「政治決着」をめざすのか?
    閣僚会合の「合意」策動は許されない
2 月 18 日(火)18:00~20:00 たくさんの方々の参加をよびかけます。
TPP交渉、3 度目の「合意」持ち越しで迎えた 2014 年。
「今度閣僚会合で合意できなければ漂流の危機も」と甘利担当大臣も言わざるを得ないほ ど、難航しているTPP交渉・・・。アメリカ国内でのTPA法案の先行きも不透明で、そ もそもアメリカが交渉を前に進める用意があるのかも不確実な状況です。 そんな状況のなかで、首席交渉官会合が 2 月 17 日から、続いて閣僚会合が 22 日から 4 日 間の予定で、シンガポールで開催されることが報道されました。 やるからには一定の成算があるのか?あるいは日米主導で無理矢理「政治決着」を図るの か?しかし、これで最終決着とはなり得ません。「実質合意」という演出で「漂流」状態を 防ごうという思惑なのか。 暗闇交渉のままの「合意」なんてあり得ない!日本政府は交渉から即刻撤退せよ! 私たちは、この声を首相官邸、国会、そして社会に発信するため、呼びかけ人も増やして 閣僚会合直前に拡大バージョンで「STOP!! TPP官邸前アクション」を行います。
TPPに反対しているすべてのみなさん、いま強引に進められようとしている閣僚会合での「合 意」の策動にストップをかけるため、ぜひご参加いただきけますよう呼びかけます。
              STOP TPP!! 官邸前アクション 実行委員会
■2月22日からの閣僚会合直前特別アクション ●日時:2月18日(火)18:00~20:00

    ●場所:首相官邸前(国会記者会館側)

     丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅 3番出口(徒歩1分)

     地図:http://yahoo.jp/v1pfet

●内容:議員、よびかけ人、参加者からのスピーチ ●特別アクションよびかけ人
STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会
<拡大バージョン呼びかけ人>(50音順)    
伊澤正之(TPPに反対する弁護士ネットワーク共同代表)
岩月浩二(同共同代表)
宇都宮健児(同共同代表)
小田川義和(全国労働組合総連合事務局長)
笠井貴美代(新日本婦人の会会長)
齋藤裕(全農協労連中央執行委員長)
白石淳一(農民運動全国連合会会長)
住江憲勇(全国保険医団体連合会会長)
瀬戸大作(パルシステム生活協同組合連合会環境・地域支援部部長)
醍醐聰(東京大学名誉教授・TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会)
武田かおり(NPO法人AMネット事務局長)
長瀬文雄(全日本民主医療機関連合会事務局長)
中野和子(TPPに反対する弁護士ネットワーク事務局長)
庭野吉也(東都生活協同組合専務理事)
本田一記(TPPって何?)
三國英実(農業・農協問題研究所理事長)
山浦康明(TPPに反対する人々の運動共同代表)
山田真巳子(日本医療労働組合連合会中央執行委員長)
山根香織(主婦連合会会長)
【お問合せ】STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会
〒101-0063 千代田区神田淡路町 1-7-11 東洋ビル 3F アジア太平洋資料センター(PARC) 気付 TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453 E-mail: office@parc-jp.org web: http://notpp.jp/TPP_kantei.html ツイッター:https://twitter.com/TPP_kantei (当日の実施状況はツイッターにて告知します)
【実行委員会呼びかけ人】安部芳裕(プロジェクト 99%)/内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉 ) /こみねまいこ(プロジェクト 99%)/坂口正明(全国食健連)/まつだよしこ(TPP って何?)/安田美絵 ( 『サルでもわかる TPP』著者)

2014年1月 1日 (水)

米国議員によるTPA反対連続演説「この協定の透明性の欠如は類をみない」「TPPに反対する人々の運動」

「TPPに反対する人々の運動」
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米国議員によるTPA反対連続演説「この協定の透明性の欠如は類をみない」

 

2013年12月 9日 (月)

12/8「これでいいのか?!TPP 12.8大行動」の集会とデモ行進 録画と写真集

12.8集会とデモ行進 (IWJ)
 こちら
Cap12
音楽イベント → 開会あいさつ(主婦連・山根香織会長) → 来賓あいさつ(JA全中・馬場利彦参事) → メッセージ紹介/日本医師会・米倉会長; 元マレーシア首相・マハティールさん → 政党代表あいさつ/民主党・大河原雅子さん(篠原孝議員のメッセージ代読); 日本共産党・紙智子さん; 生活の党・鈴木克昌さん; 社民党・吉田忠智党首(メッセージ代読) → 集会決議文採択 → 大集会コール → 閉会あいさつ(大学教員の会呼びかけ人・醍醐聰) → デモ行進の模様
youtubeはこちら
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20131208 UPLAN 秘密交渉 国会無視 生活破壊 これでいいのか?!TPP12.8大行動
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●2013.12.08「これでいいのか?!TPP 12.8大行動」デモ行進 9本 40分(1本の映像が終わると自動的にリターンして次の映像に移ります。)→こちら
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12.8大行動写真集    これでいいのか?!TPP,12.8大行動 点描
全国から2700人が参加 TPP国民デモ (2013/12/8) 日本農業新聞
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TPP即時撤退求め集会 全国156団体が賛同(農業協同組合新聞 JA com)
 12月8日、東京・日比谷の野外音楽堂でTPP(環太平洋連携協定)交渉からの即時撤退を求める「これでいいのか?!TPP 12.8大行動」が開催され、全国から2500人が集まった。→続きを読む
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日刊ベリタ : 記事 : 12・8 TPP反対行動 日比谷野音に2700人が集まり、集会とデモ
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2013年11月14日 (木)

明日12月8日「これでいいのか?!TPP 12.8大行動」

12月4日現在で賛同団体は138となりましたが、この日現在で実行委員会が集約した参加者見込み数は約2500名です。その後、実行委員会はさらに参加の呼びかけを強め、ネット上でも多くの方々が広報に協力していただいて、各地から参加の連絡が届いています。しかし、日比谷野外音楽堂を埋め尽くすには、さらなる呼びかけが必要です。残る時間、皆様にも広報にご協力をお願いいたします。と同時に、今からでも日程の調整をつけられる皆様には、ぜひとも集会&デモ行進にご参加くださるよう、お願いいたします。
現政権、与党は数の力を頼みに悪法成立に暴走しています。TPPでも交渉の中身を知らせないまま、私たちの「聖域」「国民益」「主権」を危険にさらす年内妥結に前のめりになっています。こうした暴走を阻止するには世論の力をおいてほかにありません。皆様のご参加を、そして周りの方々への参加の呼びかけを再度、訴えさせていただきます。(12/7日/記)
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弁護士ネット、主婦連、大学教員の会が呼びかけ団体となって実行委員会を作り、準備を進めてきました「これでいいのか?!TPP  12.8大行動」の開催要項が固まり、チラシが出来上がりました。これから本格的な配布・広報を始めます。(11/14日/記)

 「これでいいのか?!TPP  12.8大行動」の概要
*.行動の名称:
「秘密交渉・国会無視・生活破壊 これでいいのか?!TPP  12.8大行動」

1.主催:「これでいいのか?!TPP 12.8大行動」実行委員会
呼びかけ団体:・TPPに反対する弁護士ネットワーク
       ・TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会
       ・主婦連合会
         ほか多くの賛同団体で構成されます

2.日時:2013年12月8日(日)13時~16時を予定      

3.行動内容:集会とデモ行進
(日比谷野外音楽堂での集会と銀座デモ・東京駅近くで解散のコースを予定)
  *なお、集会の内容、デモ行進の内容は、今後実行委員会で話し合います。

4.本「大行動」の趣旨
TPP交渉の現状は、秘密交渉のまま、国会決議も自民党の決議も守られないままに年内合意・妥結があり得る状況にあります。したがって、そもそもTPP交渉からは即時脱退すべきと考えている人々・団体も、国会等の決議を守らせるためなお運動強化をと考えている人々・団体も、あるいは、TPPはよく分からないが、秘密交渉のまま何らかの合意をするのはおかしいと考えている人々・団体も集まれる、「秘密交渉のまま、国会決議が守られないTPP交渉妥結なんてとんでもない」の思いを集めて、この集会・デモ行進は行われます。

5.大行動実行委員会の構成と運営の原則:
(1)実行委員会は本行動の趣旨に賛同する団体で構成されます。実行委員会会合にご出席いただけない団体にも、実行委員会の確認事項はお伝えします。

(2)「大行動」(集会・デモ行進)に参加する団体は以下の原則を守ります。
①この行動の趣旨、運営上の原則を守っていただく賛同団体(政党は除く)は、対等・平等に行動準備に意見を言い、実行委員会会合に参加できます。
②本行動に参加する団体、個人を互いに中傷・非難しません。
③本行動の趣旨と異なるテーマは持ち込みません。
④参加者は非暴力を貫きます。
⑤本行動は国際的な連携を反映したものにします。
⑥国会議員へ参加を呼びかける場合は、すべての政党・会派に呼びかけます。

(3)本行動の経費は、賛同団体からの賛助金と当日の運営協力金カンパなどでまかないます。                        以上
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「これでいいのか?!TPP  12.8大行動」のチラシ
S2daikousin_01

2013年10月14日 (月)

「産業連関表を用いた都道府県別試算」の資料追加

7月17日 第3次TPP影響試算の結果発表 記者会見:の記事で
●産業連関表を用いた都道府県別試算の結果の総括表(TPP 第3回記者発表資料(土居英二@静岡大学).PDF)に
農機具など固定資本の減少額の波及効果を加えた最終的な計算結果(2013.9.15)を追加しました。
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発表資料
●産業連関表を用いた都道府県別試算の結果の総括表
TPP 第3回記者発表資料(土居英二@静岡大学).PDF
農機具など固定資本の減少額の波及効果を加えた最終的な計算結果(2013.9.15)を追加(jpg)
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2013年10月 9日 (水)

「西川公也氏の聖域放棄発言に抗議し、聖域を守れないTPP交渉からの即時脱退を政府に求める要望書」を提出しました。

報道関係者 各位                              2013年10月9日
西川公也氏の聖域放棄発言に抗議し、聖域を守れないTPP交渉からの即時脱退を政府に求める要望書提出についてのお知らせ
 自民党TPP対策委員長・西川公也氏の農業分野での聖域放棄ともいえる発言を機にTPP交渉への参加がいかに日本の食の主権、国民益を危うくするものかが明白になりました。
 私たちは西川発言とそれに呼応した政府・自民党の背信的な方針転換を見過ごせないと考え、緊急に別紙のような文書を安倍首相と西川議員宛てに提出することにしました。
 具体的には、10月9日、
  15時~15時15分  内閣府庁舎で内閣府担当者と面会して安倍首相宛ての要望書を提出
  15時30分~     西川議員事務所(衆議院第2議員会館1120号)に出向き、西川議員宛て文書(抗議と発言の撤回を求める要望書)を提出
することになりました。それぞれ、TPPに反対する弁護士ネットワーク事務局長の中野昭子とTPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会の呼びかけ人の醍醐聰が出向きます。
 以上、当日となりましたが、取材・報道のお願い方々、ご連絡いたします。
(注)別紙、提出文書は宛先を安倍首相と西川公也議員と連記していますが、それぞれへ提出する文書は同文ですが、宛て先を単記(別々)にしています。
連絡先
<連絡先>
  TPPに反対する弁護士ネットワーク(共同代表:宇都宮健児、伊澤正之、岩月浩二)
  主婦連合会(会長:山根香織)
  TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会(呼びかけ人/事務局担当:醍醐聰)
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自由民主党TPP対策委員長 西川公也様                             2013年10月9日
西川公也氏の聖域放棄発言に抗議し、聖域を守れないTPP交渉からの即時脱退を政府に求める要望書
                  TPPに反対する弁護士ネットワーク
                    主婦連合会
                  TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会
 去る6日、TPP交渉会合が開かれていたインドネシアのバリ島を訪れていた西川公也・自民党TPP対策委員長は当地で、農産物の「重要5項目」についても細目では関税撤廃の対象になる品目があり得るとの発言を行った。こうした発言は以下述べるように、自民党の選挙公約を反故にする国民への背信行為であるとともに、自民党や衆参両院農林水産委員会の決議を踏みにじるもので、決して容認できない。
 本年3月、西川氏が委員長を務める自民党TPP対策委員会は農産物重要5項目を「聖域(死活的利益)」として確保することを政府に求める決議をした。聖域放棄を容認するに等しい西川氏の発言がこの決議に反することは明白である。
 また、本年4月に衆参両院農林水産委員会が採択したTPPに関する決議でも、農産物5項目などの聖域確保を最優先すると決議している。西川氏の発言がこの決議を蹂躙するものであることも明白である。
 西川氏の発言は重要5項目を586品目に細分して関税撤廃の影響を精査する意向を述べたにとどまると受け取る向きもある。しかし、上記の決議からは細目ベースでなら一部の品目については関税撤廃を容認すると解釈できる余地はない。むしろ、一部の細目でも関税撤廃を容認すれば、それが「ありの一穴」となって次々と関税撤廃の要求を突きつけられることになりかねない。
 そもそも西川氏ら自民党議員は何のために会合が開かれた現地に出向いたのか? 政府交渉団が参加国交渉にあたって、上記の公約・決議を遵守するよう監視するために出向いたのではなかったのか? にもかかわらず、一行の責任者たる西川氏が公約破り、決議無視の先鞭をつけるかのような発言を行ったことは言語道断である。
 加えていうと、去る10月2日に全国農業協同組合中央会などが日比谷野外音楽堂で開いた集会であいさつに立った石破茂自民党幹事長は3,500名を超える参加者に向かって「農産物重要5項目は必ず守る」と断言した。それから1週間も経たない時期に自民党のTPP対策委員長が、聖域放棄を意味する発言を公にしたのは農業関係者への裏切りと言っても過言でない。
 さらに重大なのは、甘利TPP担当大臣が西川発言に対し、「大変ありがたい」と即座に呼応した点である。これでは、政府が西川氏と事前にしめし合わせて公約違反、決議無視のレールを敷こうとしたと見られても致し方なく、政府のいう強い交渉力がまやかしに他ならなかったことを露呈したものである。
 私たちはこうした事態を早くから予見して、交渉への参加に反対し、交渉からの脱退を要求してきたが、今や国会決議に照らしても聖域が守れない場合は撤退を辞さないとの決議を実行すべき段階に至ったことは明らかである。
 以上から、私たちは西川公也氏ならびに自民党に対し、党の公約、国会決議に反する発言を撤回するよう求めるとともに、政府に対しては聖域・国民益を守れないTPP交渉から即時脱退することを要求する。              以上
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 内閣総理大臣 安倍晋三様                          2013年10月9日
西川公也氏の聖域放棄発言に抗議し、聖域を守れないTPP交渉からの即時脱退を政府に求める要望書
                  TPPに反対する弁護士ネットワーク
                  主婦連合会
                  TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会
 去る6日、TPP交渉会合が開かれていたインドネシアのバリ島を訪れていた西川公也・自民党TPP対策委員長は当地で、農産物の「重要5項目」についても細目では関税撤廃の対象になる品目があり得るとの発言を行った。こうした発言は以下述べるように、自民党の選挙公約を反故にする国民への背信行為であるとともに、自民党や衆参両院農林水産委員会の決議を踏みにじるもので、決して容認できない。
 本年3月、西川氏が委員長を務める自民党TPP対策委員会は農産物重要5項目を「聖域(死活的利益)」として確保することを政府に求める決議をした。聖域放棄を容認するに等しい西川氏の発言がこの決議に反することは明白である。
 また、本年4月に衆参両院農林水産委員会が採択したTPPに関する決議でも、農産物5項目などの聖域確保を最優先すると決議している。西川氏の発言がこの決議を蹂躙するものであることも明白である。
 西川氏の発言は重要5項目を586品目に細分して関税撤廃の影響を精査する意向を述べたにとどまると受け取る向きもある。しかし、上記の決議からは細目ベースでなら一部の品目については関税撤廃を容認すると解釈できる余地はない。むしろ、一部の細目でも関税撤廃を容認すれば、それが「ありの一穴」となって次々と関税撤廃の要求を突きつけられることになりかねない。
 そもそも西川氏ら自民党議員は何のために会合が開かれた現地に出向いたのか? 政府交渉団が参加国交渉にあたって、上記の公約・決議を遵守するよう監視するために出向いたのではなかったのか? にもかかわらず、一行の責任者たる西川氏が公約破り、決議無視の先鞭をつけるかのような発言を行ったことは言語道断である。
 加えていうと、去る10月2日に全国農業協同組合中央会などが日比谷野外音楽堂で開いた集会であいさつに立った石破茂自民党幹事長は3,500名を超える参加者に向かって「農産物重要5項目は必ず守る」と断言した。それから1週間も経たない時期に自民党のTPP対策委員長が、聖域放棄を意味する発言を公にしたのは農業関係者への裏切りと言っても過言でない。
 さらに重大なのは、甘利TPP担当大臣が西川発言に対し、「大変ありがたい」と即座に呼応した点である。これでは、政府が西川氏と事前にしめし合わせて公約違反、決議無視のレールを敷こうとしたと見られても致し方なく、政府のいう強い交渉力がまやかしに他ならなかったことを露呈したものである。
 私たちはこうした事態を早くから予見して、交渉への参加に反対し、交渉からの脱退を要求してきたが、今や国会決議に照らしても聖域が守れない場合は撤退を辞さないとの決議を実行すべき段階に至ったことは明らかである。
 以上から、私たちは西川公也氏ならびに自民党に対し、党の公約、国会決議に反する発言を撤回するよう求めるとともに、政府に対しては聖域・国民益を守れないTPP交渉から即時脱退することを要求する。  以上
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«シンポジウム「このまま進めて大丈夫なの?TPP交渉」 録画

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